永野竜太郎 9バーディーで首位タイ発進 腰痛と付き合いながら「ベスト尽くした結果」
「男子ゴルフ・パナソニック・オープン・第1日」(21日、小野東洋GC=パー72)
永野竜太郎(35)=フリー=と宋永漢(韓国)がボギーなしの9バーディーで63をマークし首位に立った。1打差3位に宇喜多飛翔、さらに1打差の4位に長野泰雅とトッド・ペク(米国)がつけた。前週優勝の谷原秀人は69で20位。昨年アマチュアで優勝した蟬川泰果、現在賞金ランキング首位の中島啓太は71で54位で発進した。
永野が9バーディーを奪った。スタート2ホール目の11番パー5で1メートル弱につけ、12番パー3では10メートルの長いパットをねじ込んで連続バーディー。これで波に乗った。パー3以外で第1打にドライバーを使わなかったのは2ホールだけ。「ティーショットが安定しているのが大きい」と語った。
前週は腰痛の症状が出て出場を断念した。今週も「付き合いながらやっている」という状態。「自分のコンディションと相談しながら、ベストを尽くした結果」が、最高のスタートとなった。
今季は13戦で2位を最高に10位以内が4度。6月、全米オープン選手権では日本勢最高の20位に入った。「4日間終わってそこにいられれば」と控えめに念願の1勝を目指す。