安田祐香4位発進 初Vなら姉絶叫!?オリックス優勝時「聡ようやったー!」声の主が姉ら女性4人組
「女子ゴルフ・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子・第1日」(22日、利府GC=パー72)
ツアー初優勝を目指す安田祐香(22)=NEC=が6バーディー、1ボギーの67でラウンドし、トップと2打差の5アンダー、4位と好発進した。7アンダーの首位に前週優勝の岩井明愛、仁井優花、蛭田みな美の3人が並んだ。安田と並ぶ4位は尾関彩美悠、穴井詩、申ジエ(韓国)。勝みなみが2アンダーの20位、前年覇者の山下美夢有が1アンダーの29位。今季国内初出場の畑岡奈紗はイーブンパーの43位と出遅れた。
狙ってバウンスバックに成功した。後半の10番パー4をボギーとした安田は、11番パー3でバーディー。「取り返したい」と187ヤードを5番ユーティリティーで放ったショットが50センチにつき「楽々」と1パットで沈めた。
その後は、さらに4バーディーを追加。「きょうはコントロールするショットが多く、それがうまくいった」と振り返った。
大会直前には、普段キャディーを務めることもある姉の美祐(みゆう)さんが話題になった。20日にプロ野球、パ・リーグでオリックスが3連覇を果たした際、中嶋聡監督の優勝監督インタビュー時に、スタンドから「聡ようやったー!」と声を掛けたのが、姉ら女性4人組だったのだ。自身はどちらかといえば阪神ファンで、両球団のリーグ制覇を喜んでいる。
「動画を見て、お姉ちゃんかと思った」という祐香。今大会に姉は不在だが「いい位置にいたら来るかもしれない」とのことで、ツアー初Vなら「祐香ようやったー!」と叫ぶのは必至?。そうなれば「恥ずかしいですね…」と困惑しながらも「シーズンの残りは、まだ優勝のチャンスがあると思って頑張りたい」と絶好機をものにする。