女子アマ日本一の飯島早織が上位争いを目指す「同組のプロについていきたい」予選は山下美夢有、稲見萌寧と同組

 練習ラウンドでVサインを決めるアマチュアの飯島早織(撮影・開出牧)
 練習ラウンドでティーショットを放つアマチュアの飯島早織(撮影・開出牧)
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 「女子ゴルフ・日本女子オープン選手権」(28日開幕、芦原GC海C=パー72)

 6月の日本女子アマ選手権を制したアマチュアの飯島早織(18)=ルネサンス高3年=が、2年連続の日本女子オープン選手権に出場する。27日は練習ラウンドでコースを回って最終調整し、大会への意気込みを語った。

 女子アマ日本一の称号が手に入り、自分を取り巻く環境が変わった。周囲からの期待や背負う看板に、18歳の女子高生ながらプレッシャーがまとわりつく。飯島は大会に臨む心境について「普通の大会でも緊張はするんですけど恐れるものがなかった。緊張してても攻めていけたんですけど、タイトルを取った後だとそれが裏目に出ることもありました」と率直な胸の内を話した。だが、「憧れていたものは取れたので、その位置を楽しみたい」と前向きにも話した。

 父の健之さん曰く「ジンクスとかを気にする子なんです」と言う。「プロテストはぎりぎりで受かった人の方が、活躍できるっていうデータを調べたり」と神経質な一面を明かす。しかし、それを飯島に問いかければ「あんまり関係ないかな」ときっぱり否定した。以前は勝負ウエアや勝負飯など験を担ぐこともあったが「今はないです。忘れてました、そういうのは(笑)」と笑い飛ばす。

 初日は山下美夢有、稲見萌寧と、ビッグネームと回る。「予選通過したいっていうのが一番の目標。あとは同組のプロについていって上位争いを経験できたら」と飯島。目標の予選通過でさらなる自信を付けて、最終予選からのプロテストにも弾みをつけたい。

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