岩井明愛が暫定首位 3週連続Vへ好発進 日本女子オープン選手権

 10番、ティーショットを放つ岩井明愛(撮影・開出牧)
 10番、大勢のギャラリーをバックにティーショットを放つ岩井明愛(撮影・開出牧)
 17番、日本海をバックにティーショットを放つ岩井明愛(撮影・開出牧)
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 「女子ゴルフ・日本女子オープン選手権・第1日」(28日、芦原GC海C=パー72)

 3週連続優勝を目指す岩井明愛が5バーディー、ボギーなしの67でラウンドし、5アンダーで初日を終えた。ホールアウト時点で暫定首位。

 出だしの10番パー4で3メートルを沈めると、11番パー4も3メートルを決めて連続バーディーでスタート。18番パー5でも伸ばして折り返すと、後半は5、6番と連続でバーディーを重ねた。

 前々週の住友生命レディース東海クラシック、前週のミヤギテレビ杯ダンロップ女子は、どちらも初日から首位を譲らない完全優勝で2週連続V。「(先々週から)自分の思うようなプレーができている」と振り返る。

 「一打一打、風やクラブの番手選びがしっかりできているのと、自分がこういう球を打ちたいという時に、その球が打てている」と現在のゴルフの状態を説明する。

 この日は後半の残り3ホールくらいから「嵐みたいだった」。それでも「風も強くなってきたが、何とかボギーを打たずに上がれてよかった」と天候にもギリギリで恵まれた。

 全美貞(韓国)、鈴木愛以来、3人目の3週連続優勝がかかる。「歴史は作りたいが、試合中はそんなことを考えていない。結果は気にせず、自分のプレーに集中できたら」と残り3日間も目の前の一打に全てを注ぐ。

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