蟬川泰果が大会コース記録61をマーク 10アンダーと爆発「うまくはまった」 バンテリン東海クラシック初日

 18番でパッティングに臨む蟬川泰果
 8番でティーショットに臨む蟬川泰果
2枚

 「男子ゴルフ・バンテリン東海クラシック・第1日」(28日、三好CC西C=パー71)

 蟬川泰果が11バーディー、1ボギーの61でラウンドし、10アンダーで首位に立った。61は大会における18ホールの最少スコア。これまでの記録は63で岩下吉久、尾崎将司、金子柱憲、Y・Eヤン(韓国)、桂川有人がマークしていた。

 「今週、マレット型を初めて投入して、パッティングが良かった」と蟬川。出だしの10、11番は2メートル半を連続して外したが12番パー5で3メートルを沈めて波に乗った。13番パー3では7メートルを決めるなど15番まで4連続。前半だけで5バーディーを奪った。

 後半も1、2番の2連続、4番からの4連続とバーディーを積み重ねた。ツアーで61をマークしたのはアマチュア時代の昨年パナソニック・オープン第3ラウンド以来だ。

 前週は予選落ちして「モヤモヤしていた。思い切ってプレーすることを2、3週間前からテーマにしているが、それが今日うまくはまった」という。

 今季賞金ランキングは3位で、中島啓太と金谷拓実を追う。「(賞金王には)もちろんなりたい。簡単ではないところまで(二人が)伸ばしているので残りのビッグトーナメントまでちょっとずつ縮めたい。離されないようにして、最終的にタイミングと運が良ければ来るかなと楽しみに頑張りたい」と話した。

 2位は首位と2打差の10アンダーで清水大成。7アンダーの3位には木下裕太ら2人。6アンダーの4位に木下稜介がつけた。

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