過酷な米ツアーでも光る古江彩佳の安定感 秘けつは睡眠にあり?「あゆのバスタオル敷いて寝ます」

 「女子ゴルフ・日本女子オープン選手権・第1日」(28日、芦原GC海C=パー72)

 今季国内3戦目の古江彩佳(23)=は2バーディー、ボギーなしの70でラウンド。2アンダーの18位で初日を滑り出した。

 この日は激しい雨と風も強まった午後組でのスタート。「水も絡んでその辺りの計算が難しかった」とスコアメークに苦戦した。それでも地力を示すボギーフリーのラウンドだった。

 米女子ツアーに本格参戦して2年目。世界を股にかけてプレーするが、古江は戦場を選ばない。今季、団体戦やマッチプレーを除く米ツアー18戦の出場で、予選落ちとなったのは3月末に開催された「DIOインプラントLAオープン」の1度だけ。ポイントランキングのCMEポイントは今季8位で、世界ランキングは現在21位と数字が安定感を物語る。その要因の一つは堅実なマネジメント力で「自分ができる限界は分かっているので、そこは守っている感じですね。そこはできる限り考えて集中できてるかなあ」と説明した。

 そして何よりも過酷なツアースケジュールを耐え抜くタフさがある。古江は体調管理のコツを問われると「元気の源?なんですかねぇ。しっかり寝ることを覚えた」と言う。以前は6時間半の睡眠時間だったが「毎週大きい移動だったり、時間がなかったりで。ホントに寝ることを大事にしている」と今は8時間は寝るようにしている。

 睡眠環境のこだわりを聞くと意外な答えも返ってきた。「今は(浜崎)あゆのバスタオルみたいなビーチタオルを(ベッドに)敷いて、枕は使わずに寝てるだけです」。日本ツアー時代は、愛用のマットレスを携行して転戦していたが、今は移動に際して大きな荷物になるため持ち運ばなくなった。あゆのビーチタオルを使う理由については「気持ちです(笑)」と古江の中の“あゆ愛”が大きいからだった。

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