西村優菜 米ツアー自己ベスト64で2位浮上 初優勝も視野
「米女子ゴルフ・アーカンソー選手権・第2日」(30日、ピナクルCC=パー71)
11位から出た西村優菜(23)=スターツ=が8バーディー、1ボギーの米ツアー自己ベストの64で回り、通算12アンダーの130で首位と2打差の2位に浮上した。2位で出た笹生優花は70で回り、通算7アンダーで18位に後退した。69の勝みなみは6アンダーで27位、72の渋野日向子は通算2アンダーで1打及ばず予選落ちした。2日連続で64をマークしたユ・ヘラン(韓国)が通算14アンダーでトップを守った。
西村が米ツアー自己ベストの64をマークし2位。初優勝を視界にとらえ、「ビッグスコアが出せて良かった」と笑顔を見せた。出だしの10、11番で連続バーディーを奪うと13番は13メートルを、14番では2メートルを沈めて上位に浮上。後半も勢いは衰えなかった。年間ポイントは現在81位。80位までに与えられる来季のフルシードを目指し厳しい戦いを続けているが「優勝争いは米国では初めてなので、どきどき、わくわく。楽しんで頑張りたい」と2打差を追いかける。