西村優菜 米ツアー初V逃すも自己最高3位「諦めずに最後までできたのは良かった」
「米女子ゴルフ・アーカンソー選手権・最終日」(1日、ピナクルCC=パー71)
2位から出た西村優菜(23)=スターツ=は3バーディー、ボギーなしの68をマークし、通算15アンダーで米ツアー自己最高の3位に入った。笹生優花は23位、勝みなみは34位。ユ・ヘラン(韓国)が通算19アンダーでツアー初優勝した。
米ツアー初優勝を目指した西村は緊張もあって「体がうまく動かなかった」という。前日まで入ったパットが決まらず何度も天を仰いだ。1番はピン奥1メートル半につけたが、パットはカップに蹴られた。2、3番も4メートルのチャンスを逃すと「そこから悩んでしまってミスパットも増えた」と我慢が続いた。
14番で同組のユ・ヘランがイーグルを奪い、残り4ホールで4打差がついたが「シード権も懸かっている」と気持ちは切らさず15、18番でバーディーを奪う意地を見せた。80位までが来季シードを得るポイントランクは81位から61位まで浮上。「諦めずに最後までできたのは良かった。このちょっとの自信を大事にして頑張りたい」と充実感を口にした。