池田勇太 4年ぶり復活V視界「苦しみながら頑張るだけ」 首位と1打差の2位に浮上

 4年ぶりの復活Vを視界に捉えた池田勇太
 4番でティーショットを放つ池田勇太。通算12アンダーで2位
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 「男子ゴルフ・ACN選手権・第3日」(7日、三甲GCジャパンC=パー72)

 7位から出た池田勇太(37)=フリー=が6バーディー、1ダブルボギーの68をマークし、通算12アンダーで首位と1打差の2位に浮上した。大会前時点で今季賞金ランク85位と不振にあえいでいたが、2019年6月のミズノ・オープン以来、4年ぶりの復活優勝を視界に捉えた。71で回った今平周吾が通算13アンダーで単独首位をキープ。通算11アンダーの3位に稲森佑貴、近藤智弘、宋永漢(韓国)が続いた。

 強かった池田が少しずつ戻ってきたのか。3日間60台を並べて首位まで1打。ツアーの看板プロが相次ぐ故障で今季賞金ランク85位と低迷していたものの、4年ぶりの復活Vが現実味を帯びてきた。

 6番こそダブルボギーをたたいたが、6バーディーと順調に伸ばした。かつてのようにリーダーボードの上位に名前が挙がる。ホールアウト後、調子が戻ってきたか?と問われると「戻るということはないけれど。常に前進している中で、昔の良さを取り戻していくわけだから」。苦難はあったが、後退しているつもりはない。

 4日目が中止となった試合の第3日を含めて40度目の最終日最終組。過去39回で15勝とV率は高い。気持ちの高ぶりは「ない。周りは楽しんでいるけどね。俺は苦しみながら頑張るだけ」。斜に構えながらも笑顔を見せ、練習場に向かった。

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