桜井心那 最終日中止→「優勝は優勝」 雨も味方に賞金1億円突破「将来的には米女子ツアーで」

 優勝会見に臨んだ桜井心那
 優勝した桜井心那
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 「女子ゴルフ・富士通レディース・最終日」(15日、東急セブンハンドレッドC=パー72)

 降雨によるコースコンディション不良のため最終日の競技が中止になり、2日目までの36ホールで通算12アンダーで首位に立っていた桜井心那(19)=ニトリ=の優勝が決まった。今季、通算ともに4勝目で今季、生涯とも獲得賞金が1億円を突破した。10代での4勝は宮里藍、畑岡奈紗に続き史上3人目。1打差の2位は阿部未悠と岩井千怜、10アンダーの4位は川崎春花だった。3連覇がかかった古江彩佳は45位。

 前夜から続く雨のためにスタート時間が2時間遅れた。午前10時の第1組スタート後、雨が強まり、桜井が練習中の午前10時32分に一時中断。同54分に中止が決まった。優勝会見では「この大会は優勝を狙っていたのでうれしい。(短縮でも)優勝は優勝なので自信を持ちたい」と話した。

 開幕時から最終日の悪天候が予想されていただけに「しっかり伸ばして首位に立てたのは大きかった」と、勝因は自己ベストの63を出した2日目のプレー。3カ月ほど前にキャディーから「このコースは合っている」と言われ、優勝を目指していたという。

 今後については「大きな試合がいくつか残っているので、もっと調子を上げて優勝できるように頑張りたい」。この日も「将来的には本当に米女子ツアーで戦いたい」と話したように、特に11月の米ツアー、TOTOジャパンクラシックが目標。「TOTOで優勝して行くっていうのが一番いい」と米ツアー出場資格獲得に狙いを定めた。

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