松山英樹 復活V目指す 1年ぶり日本ファンの前で全力プレー誓った「もちろん優勝したい」

 10番のティーショットを放つ松山英樹
 練習ラウンドで笑顔を見せる松山英樹
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 「米男子ゴルフ・ZOZOチャンピオンシップ」(19日開幕、アコーディアG習志野CC=パー70)

 米男子ゴルフの日本開催、ZOZOチャンピオンシップは19日に千葉県印西市のアコーディア・ゴルフ習志野CC(7079ヤード、パー70)で開幕する。17日は公式練習が行われ、2021年覇者の松山英樹(31)=LEXUS=はアダム・スコット(オーストラリア)、岩崎亜久竜とインコースの9ホールをラウンドするなどして調整。8月に背中痛で途中棄権して以来の実戦となるが、1年ぶりとなる日本のファンの前で全力プレーを誓った。

 久しぶりに笑顔の松山が戻ってきた。日本のファンの前でプレーするのは昨年大会以来。「(優勝した)2年前みたいなプレーができればいいが、なかなか。久々の試合なのでどうなるか分からないが全力でプレーしたい」と話した。

 8月の昨季プレーオフ第2戦、BMW選手権は第2ラウンドのスタート前に背中痛で棄権した。それ以来、約2カ月ぶりの実戦。「最初の1カ月はゆっくりして、そこから少しずつ体を動かしながら練習した。いい状態で来られたのかなと思う」と感触は悪くない。

 その言葉を象徴するかのように、この日は練習場でもコース上でも終始笑顔。前週の日本オープンでツアー初優勝を果たした岩崎には「チャンピオン」と声をかけた。初対面だった1年前の練習ラウンドでも同組で回り、昨年末も一緒に練習。「(日本オープンを)テレビで応援していたが、僕の方が緊張していたんじゃないか。優勝してうれしかった」と自分のことのように喜んだ。

 自身の課題は、いかに試合勘を取り戻せるか。「そこは心配だが(試合間隔を)空けざるを得なかった。試合に入っていく中で、早めにペースをつかめればなと思う」という。

 ラフは過去2年と比較しても「さらに密集している」といい、「(フェアウエーを)外したらタフになる。ティーショットが鍵になる」と警戒。「もちろんプレーする以上は優勝したい。この2カ月でやれたことをそのまま試合でできるか」と自然体で臨む。

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