米男子ゴルフ 石川遼が4打差8位浮上 2打差3位に小平智 ZOZOチャンピオンシップ

 視界良好!9番、ティーショットを終えフェアウェイを見つめる石川遼(撮影・開出牧)
 11番、バーディーパットを沈め笑顔を見せる石川遼(撮影・開出牧)
 17番、ラフからセカンドショットを放つ石川遼(撮影・開出牧)
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 「米男子ゴルフ・ZOZOチャンピオンシップ・第2日」(20日、アコーディアG習志野CC=パー70)

 17位で出た石川遼が4バーディー、3ボギーの69でスコアを一つ伸ばし、通算3アンダーで首位と4打差の8位に浮上した。8位で出た小平智は68をマークし、5アンダーで2打差3位に上がった。稲森佑貴は67で4アンダーの4位、初日2位の堀川未来夢は石川と並び8位。松山英樹は76と崩れ、通算5オーバーの61位に後退した。ボー・ホスラー(米国)が通算7アンダーで単独首位。

 秒速10メートル近い風が吹き荒れ多くの選手がスコアを落とす中で、石川は一つ伸ばした。自ら「めちゃくちゃラッキーだった」と振り返ったのは、前日は池に入れてダブルボギーだった4番パー4。セミラフからの残り225ヤードの第2打を、3番ユーティリティーでグリーンへ。10メートルの右に曲がるラインを読み切ってバーディーを奪った。

 強風下のプレーは「しょうがないなと思いながらやっている」という。「難しいことは難しいが、無風時と同じパフォーマンスを結果で出すのは非常に難しいし、自分がコントロールできない状況が多いので」と割り切ってプレーする。

 「風が強い日は、基本的に僕は風には助けられるもんだと思ってやっているので。フォローの時は曲がりにくいし、アゲンストはみんなが難しい。なので、助けてもらってばっかだった」。ボールを運んでくれた風に感謝した。

 初日と変わらず首位とは4打差のままで、優勝も狙える好位置につける。「スコアも動いていくだろうし、(上位の)メンバーも変わっていくと思う。その中で自分のゴルフをしっかりと最後まで貫いていくことができれば、もしかしたらチャンスがあるかもしれない」。米ツアー初Vも視野に入れながら、残り2日間に臨む。

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