石川遼 5打差8位から逆転魅せる 「決まるのは本当に最後の最後」 最終18番で絶妙アプローチ
「米男子ゴルフ・ZOZOチャンピオンシップ・第3日」(21日、アコーディアG習志野CC=パー70)
石川遼(32)=CASIO=は69で回り、首位と5打差の4アンダーで前日と同じ8位につけた。
最終18番パー5でギャラリーを沸かせた。花道からの第3打はグリーンエッジにワンクッションさせる絶妙のアプローチ。ピンに当たって50センチほど転がったが、楽々とバーディーを奪った。
直前でウエッジを62度から57度に持ち替えたのが奏功。「キャリーするところが逆目で受けていた。57度の方が入る可能性もあるし、(オーバーしても)ラインも見える」
中盤でスコアを落としたが12、13番の連続バーディーで挽回し、最後は一つ伸ばした。最終日へは「あした朝いい準備をして、新しいストーリーが始まっていく。それにどう対処するかが楽しみ。1位か2位が決まるのは本当に最後の最後」と自然体で臨む。