石川遼が日本勢トップの4位「正直まだまだ」も14番から圧巻3連続バーディーで魅せた ZOZOチャンピオンシップ

 「米男子ゴルフ・ZOZOチャンピオンシップ・最終日」(22日、アコーディアG習志野CC=パー70)

 8位で出た石川遼が8バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの67でスコアを三つ伸ばし、通算7アンダーで日本勢最上位の4位に入った。63をマークしたコリン・モリカワ(米国)が通算14アンダーで優勝した。6アンダーの6位に平田憲聖と久常涼が入った。小平智が4アンダーで12位、稲森佑貴は2アンダーで16位だった。2カ月ぶり実戦復帰の松山英樹は5オーバーの51位だった。

 石川は8番パー4で第2打を30センチにつけるスーパーショット。この日3個目のバーディーを奪って7アンダーに伸ばし、一時は首位に2打差の2位に浮上した。11番でボギー、12番でダブルボギーと連続で落とし順位を落としたが、14番からの3連続バーディーで浮上。最終18番パー5で3メートルのバーディーパットを沈め、7アンダーで終えた。

 「今日は昨日まで以上にショットが良かったのに、もったいないミスをしてしまったり、ミスを最小限に抑えることができなかった。自分としてはすごい手放しにめちゃくちゃ良かったなというラウンドにはできなかったところが、正直、まだまだだなと思う」と振り返った。

 12番パー4のダブルボギーは、第1打を深いラフに入れ、レイアップからの3打目を狙いすぎてグリーン奥に外すなどしたもの。「かなりダメージが大きかった」。それでも14番パー5の第1打が「今週イチくらいのいいスイングができたところで、自分のゴルフをしっかりしようというところに割り切っていけた」と復活。16番までの3連続バーディーにつなげた。

 トップ10で終えたことで次戦、11月2日開幕のワールド・ワイド・テクノロジー選手権(メキシコ)の出場権を得た。回答期限は28日までと明かした上で「自分としては出場したいなと思う」と話した。

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