馬場咲希がプロテスト合格に笑顔 米女子ツアー予選会もにらみ「全然ホッとしてない」

 10番ホールのティーグラウンドで笑い合う馬場(右)と清本
 プロテストに合格した馬場咲希
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 「女子ゴルフ・JLPGA最終プロテスト・最終日」(3日、JFE瀬戸内海GC=パー72)

 全組がホールアウトし、最終プロテストが終了した。

 2位から出た馬場咲希(18)=東京・代々木高3年=が3バーディー、1ボギーの70でラウンド。通算12アンダーの2位で上位20位タイまでに入り、プロテストに合格した。

 「ドキドキしてました」と多少の緊張の中でも、終始笑顔が絶えなかった。同組で同じ高校3年生の清本と会話も交えながら、リラックスした表情でラウンド。70と派手なゴルフではなかったが、一発合格にホールアウト後は「良かったです」と白い歯をこぼした。

 これで大物アマの肩書はなくなり、晴れてプロになる。「見てる人たちを元気づけたり勇気づけたり。プレーは楽しく笑顔でできるようになりたい」と理想のプロ像を語り、「小さい頃から海外でできるようになりたいという夢があったので、その夢をかなえられるように」と大きな目標を描いた。

 本来ならば、日本ツアーのQTを受け、来季のレギュラーツアー出場を目指すことになるが、馬場は最終QTと同時期に米女子ツアーの予選会(Qスクール最終予選)が控えている。「今回合格できたからホッとしてるみたいなものはありますけど、アメリカのQTに関しては全然ホッとしてないですし、気持ちは変わってない。あと2、3週間この調子で頑張りたい」と話した。

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