しゃがみ込む石川遼 体調不良暫定88位も「ゴルフは悪くない」「何が原因か分からない」 

 「米男子ゴルフ・ワールドワイドテクノロジー選手権・第1日」(2日、エルカルドナル=パー72)

 第1ラウンドが行われ、日没のため10人がプレーを終えられなかった。2017年以来の米ツアー復帰を目指す石川遼(32)=CASIO=は4バーディー、1トリプルボギーの71で暫定88位と出遅れた。平田憲聖は7バーディー、1ボギーの66で回り、暫定12位とした。小平智は71で88位。62をマークしたキャメロン・パーシー(オーストラリア)が単独トップに立った。

 2017年以来の米ツアー本格参戦を目指す石川は、ラウンド中何度も両手を膝に乗せしゃがみ込んだ。スコアが伸びず「あまり細かいことは言えないが、体調不良です。すみません、体力がなくて」と言葉を途切れさせながら語った。

 「ゴルフは悪くない」と話したように、ミスから盛り返した。前半の13番で、ドライバーがOBとなり、バンカーにもつかまるなどトリプルボギー。しかし、直後の14番(パー5)で、つま先上がりの斜面となった第2打でグリーンを捉えてバーディーを奪った。その後、5番までに三つ伸ばして立て直した。

 2週前のZOZOチャンピオンシップで4位に入って出場資格を得た今大会だが、過酷な状況に見舞われた。「何が原因か100%は分からない。薬を持ってきていないので休むしかない」と話した。

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