馬場咲希がJLPGA入会式に出席 夢は大きく海外へ「全米女子オープンで優勝したい」

 最終プロテストに合格した馬場咲希(18)=東京・代々木高3年=が4日、JFE瀬戸内海GCで行われた日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の入会式に出席した。

 午前中はこれからのプロ生活にあたって各種説明会を受けた馬場。その後の式典で小林浩美会長から協会の会員、つまりプロになったことを証する認定証を受け取った。

 12月1日付で正式にJLPGA入会する。これからプロの道を歩み出すことになり「うれしいです」とにっこり。前日は高木優奈、与語優奈と焼き肉店でテスト合格の祝勝会を行った。また、LINEだけで300通を超える祝福のメッセージが送られるなど、反響も大きかったようだ。

 本来ならば、11月下旬から行われる来季のレギュラーツアー出場権を懸けた予選会(QT)に出場することになる。ただ、馬場は同時期に米女子ツアーの最終QTが控えているため、日本ツアーのQTは1次から不参加の予定。幼少期から海外での活躍を夢見ており、「私がずっと昔から見てたメジャーが全米女子オープン。去年全米女子アマを優勝して、USGAの皆さんがすごい親切にしてくれた。私も将来USGA競技の全米女子オープンで優勝したいなという気持ちが強くなった」と具体的な目標を語った。

 仮に米女子ツアーの最終QTで好成績を挙げれば、来季から米国に腰を据えることになる。既に多くの海外経験を積んでいるとはいえ、米国でプロ生活を開始するとなれば、特に外国語に課題を感じている。「去年アメリカの試合に出始めてから、英語を話せるようになりたいとずっと思っていた。全米女子ジュニアっていう大会に出たときに同学年の子が多かったけど、そういうところで自分だけ英語が話せなくて、コミュニケーションが取れないことがあった」と馬場。最近はスマホの英会話アプリで勉強中。その成果も「去年よりは出てる」と言う。来季の主戦場は未定だが、馬場のプロ生活の始まりに目が離せない。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス