【女子ゴルフ】年間女王争いは最終戦決着が確定 2戦を残し小祝さくら、桜井心那は逆転女王が消滅 山下美夢有が首位、申ジエ、岩井明愛が追う
「女子ゴルフ・伊藤園レディース・最終日」(12日、グレートアイランドC=パー72)
今大会は西郷の優勝で幕を閉じ、レギュラーツアーも残すところ次週の大王製紙エリエール・レディース、最終戦のリコー杯の2戦となった。
気になるのは各大会で獲得したメルセデスポイントの合計で争う年間女王レースの行方。大会前時点のランキング上位は以下の通りだった。
①山下美夢有=2653・94
②申ジエ=2651・62
③岩井明愛=2494・18
④小祝さくら=1894・14
⑤桜井心那=1788・06
※TOTOジャパン・クラシック終了時点
今週は申ジエが欠場しており、強力ライバル不在で他の選手にはポイントの追い上げ、あるいは引き離しの大チャンスだった。しかし、ランキング首位の山下は今大会33位の7ポイント、岩井明愛は20位の19・5ポイントと大きく稼げず、上位3人の大勢に目立った変化はなかった。
4日間大会で優勝300ポイントのエリエール・レディースで山下が優勝し、申ジエが予選落ちとなった場合でも、ポイント差は309・32。公式競技(メジャー大会)のリコー杯の優勝ポイントが400ポイントのため、年間女王争いは最終戦までもつれ込むことが確定した。
一方で、今大会7位と奮闘した小祝さくらは47ポイントを獲得したが、首位の山下との差は719・8ポイント。仮に、残り2戦を連勝しても700ポイントしか得られないため、逆転年間女王の可能性は消滅した。桜井心那も同様。
最新のメルセデスランキング上位は以下の通り。
①山下美夢有=2660・94
②申ジエ=2651・62
③岩井明愛=2513・68
④小祝さくら=1941・14
⑤桜井心那=1788・06
※伊藤園レディース終了時点