「女子ゴルフ・大王製紙エリエール・レディース・第３日」（１８日、エリエールＧＣ松山＝パー７１）

　悪天候のため第３ラウンドが中止された。２日目を終えて通算７アンダーで首位と４打差の６位につける堀琴音は「残念。４日間やりたかった。７２ホールの競技だからやりたかった」と話した。

　年間ポイントランキング５５位で今大会を迎えた。順位を維持すれば来季前半戦の出場権は得られるが、シードを継続できる年間５０位までは５６・６０点差。「キープが目標で、あわよくばシードへ」との思いで臨んだ一戦だ。

　仮に全選手が２日目までの順位で終えれば、堀はちょうど年間５０位に浮上できる計算。ただこのまま終わるつもりはない。午前８時４０分にスタート予定だったこの日はまだ真っ暗な６時に会場入り。７時半頃に駐車場をランニングした際は「ものすごく寒くて雪が降っていた」という。

　「この悪天候の中ではみんなも私自身も厳しい。それよりも、いい天気の中でやりたいのはあった」。首位とは４打差で逆転は十分に可能。「この後は体をケアして、練習してという感じかな。まだプランは立てていないがゆっくり過ごせたら」と言って会場を後にした。