「男子ゴルフ・ダンロップ・フェニックス・第３日」（１８日、フェニックスＣＣ＝パー７１）

　８位から出た松山英樹（３１）＝ＬＥＸＵＳ＝が４バーディー、４ボギーの７１をマーク。通算５アンダーで４位に浮上したものの、スタート前は５打差だった首位との差は７打差に広がった。

　４、８番で２つのバーディーを先行させたが、９番から３連続ボギーをたたくなど、巻き返しのムービングデーとはならなかった。強風だった２日目よりも、この日はさらに強い風が吹いた。大会公式発表で、西北西の方角から風速１１メートルを記録。ショットに関しては「昨日よりは良かった」と上昇気配を感じつつも、強風のタフなコンディションで伸ばせなかったことに「自分がしっかりしていれば、別に風の方も対応できるというのは今日も分かったので、その状態を早く上げたいと思うけど、なかなか…」と話した。

　首位の杉浦（日大）とは７打差と、逆転優勝は厳しい状況。トップとの差に「伸ばさないとチャンスはないと思う」とし、「彼（杉浦）にも頑張ってほしいと思うし、追いつけるように最善の準備はしたい」と最終日も奮闘を誓った。