逆転女王狙う岩井明愛は痛恨ダボありも安堵の「71」 4位発進申ジエは「いい初日」
「女子ゴルフ・ツアー選手権リコー杯・第1日」(23日、宮崎CC=パー72)
メルセデスランキング3位から逆転での年間女王を狙う岩井明愛(21)=Honda=は5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの71。首位と4打差の10位で初日を滑り出した。
前半は3つ伸ばして折り返したものの、後半最初の10番パー4でティーショットを左林に打ち込み、3オン3パットのダブルボギーをたたいた。続く11番はバーディー、12、13番を連続ボギーと目まぐるしい展開だったが、1アンダーで踏ん張ってホールアウト。スコアを伸ばし切れなかった要因となった10番には「悔しい。あのダボはもったいなかった」と残念がるも、「アンダーで回りたい気持ちがあったので、なんとかっていう感じ」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
メルセデスランキング2位の申ジエ(韓国)は5バーディー、2ボギーの69で、山下と並んで4位発進。今大会は並ぶフィールド最多タイとなる14回目の出場と経験豊富だが「後半のピン位置は(過去の)決勝の位置が多かった気がする」とグリーンの難しさを感じとった様子。それでも、さすがの好スコアで回り、「良い初日だった。よく準備してきたので、どんな結果が出ても受け入れられる自信がある。始まりは非常にいいなという感じ」と自信に満ちた表情で話した。