蟬川泰果 5190万円差も賞金王あきらめん 今大会単独3位以上が最低条件「目指せるのなら1位に」
「男子ゴルフ・カシオ・ワールドオープン・第1日」(23日、Kochi黒潮CC=パー72)
賞金ランキング3位につける蟬川泰果(22)=フリー=が1イーグル、5バーディー、1ボギーの66でラウンドし、6アンダーで賞金ランク2位の金谷拓実らと並び首位と3打差の4位につけた。賞金ランクトップの中島啓太は2アンダーの48位と出遅れた。63をマークした宇喜多飛翔とヤン・ジホ(韓国)が9アンダーで首位に並んだ。2打差3位に小西貴紀。ホストプロの石川遼は3オーバーの100位。
蟬川が後半の5番パー5でイーグルを奪った。残り288ヤードの第2打を3番ウッドでグリーンにオン。段の下からの13メートルを沈めた。「そんなにプレッシャーはかからず、楽しく気負い過ぎずに回れたかな」。賞金ランクトップの中島とは約5190万円差。次週の最終戦に逆転の可能性を残すには、今大会単独3位以上が最低条件。「目指せるのなら1位になりたい」と賞金王をあきらめてはいないが、まずは「どの試合も勝ちたい」と、4月の関西オープン以来の今季2勝目を目指す。