男子ゴルフ 金谷拓実が首位タイ浮上 逆転賞金王へ「あしたは勝ちます」 カシオ・ワールドオープン第3日

 3番、フェアウエーをとらえ、拍手にこたえる金谷
 3番、ドライバーでフェアウエーをとらえた金谷
 18番の第2打を放つ金谷拓実
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 「男子ゴルフ・カシオ・ワールドオープン・第3日」(25日、Kochi黒潮CC=パー72)

 8位で出た金谷拓実が4バーディー、ボギーなしの68でスコアを四つ伸ばし、通算10アンダーで細野勇策、鍋谷太一、大西魁斗、トッド・ペク(米国)と並び首位に立った。1打差の6位に米澤連ら人。2打差の8アンダーに中島啓太、蟬川泰果、朴相賢の3人がつけた。宋永漢(ともに韓国)は7アンダーの12位。

 賞金ランキング2位につける金谷は出だしの1番パー4でバーディー発進。3、4番でも連続で伸ばした。後半は一転して耐えるゴルフ。13番でバーディーを奪ったが、最終18番パー5は2オンに成功したが3パットで伸ばせなかった。

 それでも「前半はいいショットも多く打てていた。後半はしっかり耐えるところは耐えて、ノーボギーで終われてよかった」と首位に浮上した一日を総括。賞金ランキングトップの中島啓太を約4033万円差で追う立場だ。この試合を含めて残り2戦で逆転するには、中島より上位で終えて差を縮めるしかない。

 最終日へ向けては「もう勝つだけなんで。しっかりいい準備をして明日は勝ちます」とキッパリ。中島もこの日2打差9位まで順位を上げてきたが「関係ないんで。とにかく自分らしいプレーをして勝ちます」と繰り返した。

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