石川遼は悔し7位「納得度100%で終わりたかった。すごく悔しい」 ハーフまで首位と1打差も後半崩れる

 2番、第3打のアプローチが直接カップインし、拳を握りしめる石川遼(撮影・伊藤笙子)
 8番、あとわずかでホールインワンというショットでバーディーを決めた石川遼(撮影・伊藤笙子)
 14番でバンカーショットを放つ石川遼
3枚

 「男子ゴルフ・日本シリーズJTカップ・最終日」(3日、東京よみうりCC=パー70)

 首位と2打差の3位から出た石川遼(32)=CASIO=は4バーディー、5ボギー、1ダブルボギーの73でラウンド。通算8アンダーの7位だった。

 2015、19年に続く大会3勝目を目指し、蟬川、中島との最終組でプレー。3日目の勢いそのままに、8番パー3ではエース寸前のベタピンバーディーが飛び出すなど2つ伸ばし、首位と1打差でハーフターンした。一転、後半は14番で3オン3パットのダブルボギーを喫するなど、ずるずると崩れてスコアを5つも落とした。

 「今日の中での最善というか、ベストのスコアに関しては出せなかった」と肩を落とし、苦い結果に終わった今シーズン最後のラウンドに「優勝とか2位ではなくて、自分の中の納得度が100%で終わりたかった。それができなかった感じですごく悔しい」と振り返った。

 今季は未勝利に終わったが、石川にとっては充実したシーズンだった。10月の日本オープン選手権2位や、米ツアーのZOZOチャンピオンシップでは日本勢最上位の4位と奮闘。悩みのタネだったショット面は「悩むということが非常に減った。ロングゲームが長年の自分のコンプレックスだったんで、改善できてるなというところは自分が1番感じてる」と手応えはあった。

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