高木優奈がぶっちぎり首位発進「自分を比べる良い機会」目指すは西郷真央超え 女子ゴルフ96期生新人戦

 「女子ゴルフ・JLPGA新人戦・加賀電子カップ・第1日」(6日、グレートアイランドC=パー72)

 高木優奈(25)=フリー=が8バーディー、2ボギーの66をマーク。6アンダーで2位に4打差をつけて、単独首位発進を決めた。

 20~21年には、レギュラーツアー45試合に出場した経験豊富な高木が圧巻のゴルフを見せた。前半を34で折り返すと、折り返しの10番でボギーをたたいたものの、8メートルのフックラインを沈めた12番から4連続バーディー。ショット良しパット良しで、96期生ではただ一人、初日から飛び抜けたスコアをたたき出した。

 初日から優勝を意識できる内容ではあったが、それでも「合格ラインかな」と喜びは控えめ。なぜか。レギュラーツアーで優勝するには、この内容をあと2日間続けなければいけないからだ。

 同コースで行われる伊藤園レディースより約150ヤード短いコース設定。グリーンコンディションも、おそらくツアーよりは優しい。今週は同じ宿舎の同部屋で行動をともにする森彩乃と「(西郷)真央ちゃんの優勝スコアが200だった。じゃあ、みんなで200を目指そう」と誓い合った。

 「(レギュラーツアーで)優勝に絡むには、セッティングも気候も違うと思うけど、自分を比べる良い機会。そこを目標に頑張りたい」。1カ月前に6度目のプロテストで悲願をかなえ、前週のQTファイナルステージも14位と奮闘し、来季の前半戦出場権も獲得。勢いに乗る25歳が、ノンストップでレギュラーツアー初優勝まで駆け抜けるつもりだ。

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