96期生・高木優奈が念願“プロ1勝” テスト6回目で合格 25歳の黄金世代がデビュー戦飾った

 「女子ゴルフ・JLPGA新人戦・加賀電子カップ・最終日」(8日、グレートアイランドC=パー72)

 昨年度のプロテストに合格した95期生と今年度に合格した96期生に分けて大会が行われた。96期生では首位から出た高木優奈(25)=フリー=が5バーディー、3ボギーの70をマークし、通算5アンダーで初日から首位をキープし、完全優勝を果たした。95期生は今季のステップアップツアーの賞金女王に輝いた呉佳晏(台湾)が、通算6アンダーで優勝した。

 高木が念願の“プロ1勝”をつかみ取った。遅れてきた25歳の黄金世代がデビュー戦を勝利で飾り、優勝賞金の270万円をゲット。「テスト6回目で受かって良かったと初めて思いました」と白い歯をこぼした。

 今年6度目のプロテストで悲願の合格を果たす前から第一線で活躍していた。20~21年は単年登録制度の資格でツアー45試合に出場。当時も賞金を稼いでいたが、JLPGAの正会員ではなく「プロだがプロではない」というややこしい立場だった。

 「嫌で嫌で仕方がなかった」というプロテストから解放され、最終QTも14位で通過。来季のレギュラーツアー前半戦出場の権利をつかんだ。「シードはもちろん優勝を目指して1年間頑張りたい」と来季から始まるツアー生活へ幸先の良いスタートを切った。

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