特別功労賞のイ・ボミが号泣「日本のすべてが素晴らしかった」今年限りで日本ツアー引退 JLPGAアワード
「JLPGAアワード2023」(20日、都内)
今季限りで日本ツアーから引退したイ・ボミ(韓国)に特別功労賞が贈られ、ステージ上で涙を流した。2015、16年に2年連続で賞金女王、平均ストローク1位に輝くなど、トップ選手としてけん引し、ツアーの発展に多大な貢献を果たしたことを評価された。
日本での一番の思い出を聞かれ「21勝したが全部の優勝が大きく一つ選ぶのは難しい。賞金女王になったのはうれしかった。すっきりプレッシャーがなくなった」と振り返った。同時に「こんなに意味が大きい賞をいただき光栄です。感謝します。22歳で日本に来て試合数が多く、練習環境、コースがすべて素晴らしかった。みなさんが応援してくれていい選手になれた」と周囲の支えに感謝した。
日本での最終戦となった11月の延田グループ・マスターズGCレディースで発したコメント「プロゴルファー、イ・ボミは私と日本の皆さまが一緒につくりあげました。人間イ・ボミは皆さまとつくりあげたプロゴルファー、イ・ボミをこの先ずっと忘れません」でメディア賞ベストコメント部門も受賞。「ずっと思っていたことだったので、一生懸命覚えてしゃべりました」と当時の思いを説明。日本ツアーでのプレーは「本当に楽しい時間でした」と話した。