女子ゴルフ プロデビュー戦の馬場咲希は17位「まだまだ足りないことだらけ」畑岡奈紗が日本勢トップ13位 シモーネAPACカップ最終日

 「女子ゴルフ・シモーネ・アジアパシフィック・カップ・最終日」(23日、ポンドック・インダGC=パー72)

 13位で出た馬場咲希は3バーディー、4ボギーの73でスコアを一つ落とし、通算1オーバーの17位でプロデビュー戦を終えた。8位で出た畑岡奈紗は4バーディー、4ボギーの72で回り、通算1アンダーで日本勢トップの13位。高野愛姫が69と伸ばし2オーバーの21位。西畑萌香は75で7オーバーの33位だった。アタヤ・ティティクル(タイ)が69をマークし通算14アンダーで2位に7打差をつけて優勝した。

 馬場は1番パー4でバーディー発進。9番パー5もバーディーとして前半で一つスコアを伸ばしたが、後半は3ボギーと崩れた。プロ初戦を終え「あまり実感がなくて。でもプロになった自覚を持ってプレーしていたつもりだったので、アマチュアとして出ていた試合とはちょっと違う気持ちはあった」と振り返った。

 プレーについては「すごくひどくて。きょうもティーショットが曲がっていたので、まだまだこのままだと全然無理」と自己評価。それでも「今回、世界のトッププレーヤーも来ていた大会ですごく差は開いたが、それもわかった。まだまだ足りないことだらけと感じたので、来年の開幕に向けてしっかり練習したい」と話した。

 米国の下部ツアーを主戦場にするのか来年の計画については「なんとなくはあるが、これから話し合ってしっかり決めようと思う」と話すにとどめた。プロ1年目となる2024年に向けて「これまでとは別の経験をたくさんすると思う。来年の経験をその次の年に生かせるように、どんどん吸収して強くなれるように」と話した。

 畑岡は「スコアを伸ばせず悔しい」と3日間を振り返り「来年はメジャー優勝すること」と目標を掲げた。

 2人のスコアを合計して争うチーム戦は馬場・高野組が3オーバーの6位、畑岡・西畑組が6オーバーの9位だった。タイのペアが15アンダーで優勝した。大会は3日間54ホールのストロークプレーで争われた。

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