伝説の双子直ドラ競演の内幕は?岩井明愛、千怜姉妹がクリスマスイブにトークイベント 来季へ「もっと歴史をつくっていきたい」
女子ゴルフの岩井ツインズこと岩井明愛、千怜姉妹が24日、都内の新宿高島屋でトークイベントを行いファンと交流した。今季、大きな話題を呼んだRKB×三井松島レディースでの姉妹と山下美夢有によるプレーオフで、2人が披露した直ドラの内幕を明かした。
18番パー5でのプレーオフ2ホール目。第2打を先に明愛がドライバーで果敢に攻めると、負けじとドライバーを握った千怜の方がナイスショットとなり、最終的に優勝をつかんだ。
千怜は「実はプレーオフでドライバーを握ったのが(第2打以降では)ほぼ初めてでやったことがなかった。明愛が一発打ったのを見て、私も頑張ろうと思った」という。
先に2打目を打った明愛は攻めの気持ちに加えて「皆さんが盛り上がってくれるなら」とドライバーを選択したというが、直後に「まさか千怜がまたやるとは思わなかった」と驚いたという。「しかも初めてだったので当たるはずはないと思ったら、めちゃくちゃいい球だった。心の中で『(グリーンに)乗るんじゃない、乗るんじゃない』と思っていた」と笑わせた。
対して千怜は「(明愛の)当たりがあまりよくないのは知っていた(笑)。逆にチャンスだと思い、見せてやるぞと思った」とニヤリ。史上初の姉妹によるプレーオフを制してつかんだ優勝は「本当にうれしかった。一番は明愛に負けたくない気持ちが強かった。勝ててよかったという安心感があった」と振り返った。
今季は明愛が3勝、千怜が2勝を挙げた。来季については「日本の試合と海外の試合を含めて複数回優勝ができるように。千怜と一緒に、もっと歴史をつくっていきたい」と明愛。千怜は「国内でツアー5勝、海外ツアーでトップ5を目指したい」と目標を掲げた。