蟬川泰果 2番で痛恨パットミス響き72と失速 4位から30位へ 「もっと上の順位で終わりたかった」
「米男子ゴルフ・ソニー・オープン・最終日」(14日、ワイアラエCC=パー70)
トップと3打差4位から出た蟬川泰果(23)=アース製薬=は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの72とスコアを落とし、66の松山英樹、68の久常涼と並んで通算9アンダーの271で30位となった。グレーソン・マリー(米国)が通算17アンダーで並んだキーガン・ブラッドリー(米国)安秉勲(韓国)とのプレーオフで勝ち、7年ぶりとなるツアー通算2勝目を挙げた。優勝賞金149万4千ドル(約2億1660万円)を獲得した。
首位との3打差を追った蟬川は「めちゃくちゃ緊張した」と思うようなプレーができず「もっと上の順位で終わりたかった」と肩を落とした。悔やまれるのは2番。3メートルのパーパットを80センチオーバーすると、十分に間を置かず打った返しのパットも外すミスが出て「仕切り直しすればよかった」と嘆いた。厳しい結果にも「去年なら、もっとずるずると崩れた。日本ツアーを1年間戦った分、成長している」と手応えも口にした。