古江彩佳 ボギーなし65で首位発進 笑顔で自画自賛「ショットもパットもすごく良かった」

 「米女子ゴルフ・ヒルトングランドバケーションズ・チャンピオンズ・第1日」(18日、レークノナ・クラブ=パー72)

 今シーズン開幕戦で古江彩佳(23)=富士通=がボギーなしの7バーディーで65を出し、首位スタートを切った。畑岡奈紗は4バーディー、2ボギーの70で回り、13位だった。今季から米ツアーに本格参戦した稲見萌寧は1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの75で32位となった。トップと2打差の2位にマヤ・スタルク(スウェーデン)らがつけた。今大会は過去2年間のツアー優勝が出場条件。35人が予選落ちなしで4日間を戦う。

 リーダーボードのトップに名を連ね、とびきりの笑顔を見せた。好発進した古江は「久しぶりの試合にしては予想以上。ショットもパットもすごく良かった。百点に近い」と自画自賛した。

 鍵に挙げたのがパー5の2番で奪った最初のバーディー。難しいラインを読んで約12メートルの長いパットをねじ込み、勢いづいた。ショットの正確性を存分に発揮し、フェアウエーキープ率は100%。17番は約6メートル、18番は約8メートルを沈めた。

 昨季はトップ10に8度も入りながら、優勝はゼロ。今季目標に掲げるパリ五輪出場を手繰り寄せるためには開幕戦から好調を保つことが重要になる。「いいスタートが切れた。これを維持しながらラウンドできたらと思う」と気を引き締めた。

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