古江彩佳4位に満足「いいスタート」 五輪を目標に少なくとも1勝挙げる

 「米女子ゴルフ・ヒルトングランドバケーションズ・チャンピオンズ・最終日」(21日、レークノナ・クラブ=パー72)

 首位と5打差の4位で出た古江彩佳(23)=富士通=は4バーディー、3ボギーの71で回り、通算8アンダーの280で4位だった。72だった稲見萌寧は通算イーブンパーで19位。畑岡奈紗は76をたたき、1オーバーで22位だった。首位スタートのリディア・コ(ニュージーランド)が70をマークし、14アンダーでツアー通算20勝目。優勝賞金は22万5000ドル(約3330万円)。

 5打差で追ったトップの背中は遠く、古江は2年ぶりのツアー優勝を逃した。それでもパリ五輪出場が懸かるシーズンの開幕戦で4位に食い込み「難しいコースだし、出だしの1試合と考えるといいスタートは切れた」と上々の滑り出しに満足感をにじませた。

 パー3の4番は第1打をグリーン手前のバンカーに打ち込み、ボギー。勢いがしぼみかけたが、ここから踏ん張った。速いグリーンに対応し、14、15番に続いて18番でバーディーを奪った。「うまく集中してアンダーで回れて良かった」と表情は晴れやかだった。

 昨季のツアーでは10位以内に8度食い込み、日本勢で最も活躍が光った。五輪出場の目標実現には試合で活躍してランキングを上げる必要があり、少なくとも1勝を挙げることが目標。「五輪にしっかり出られるよう前半はずっと頑張っていきたい」と先を見据えた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

ゴルフ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(ゴルフ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス