松山英樹 米ツアー初ホールインワン 日本勢では15年石川遼以来「アンダーパーで回れて良かった」
「米男子ゴルフ・ファーマーズインシュアランス・オープン・第2日」(25日、トーリーパインズGC 2コース=ともにパー72)
4位から出た松山英樹(31)=LEXUS=が南コースの8番(パー3)で米ツアー自身初のホールインワンを達成した。1イーグル、3バーディー、4ボギーの71で通算7アンダーの137で10位につけた。同ツアーでの日本勢のホールインワンは2015年のクイッケンローンズ・ナショナルで石川遼が決めて以来。蟬川泰果は67で通算6アンダーの23位。2位から出た久常涼は75と崩れ、4アンダーの50位に後退した。
松山が本格参戦11年目の米ツアーで初めてホールインワンを決めた。パー3の8番(165ヤード)。8番アイアンで鮮やかな弧を描いた一打はピンの手前で弾んで一度はカップの先に行ったが、そこからバックスピンで戻って沈んだ。国内ツアーの17年11月のダンロップ・フェニックス最終日以来のホールインワンを達成し、早藤キャディーとハイタッチで控えめに喜んだ。中継局のインタビューには「ホールインワンで楽になった。アンダーパーで回れて良かった」とほっとした表情だった。