タイガー・ウッズが自身の新ブランド「Sun Day Red」発表 赤ウエアの由来は母
男子ゴルフで元世界ラインキング1位のタイガー・ウッズ(48)=米国=が12日、自身の公式X(旧ツイッター)で新たなウエアブランド「Sun Day Red」を立ち上げたと発表した。
「それは情熱から始まった。競争への情熱。自分自身、フィールド、コース、人生と闘う情熱。その情熱から@SunDayRedが立ち上がる。私たちと一緒に旅を始めましょう:https://sundayred.com」と記し、赤のシャツに黒のパンツでスイングしたりラウンドする動画を投稿した。
PGAの公式サイトは同日、ウッズが今週出場するジェネシス招待が行われるカリフォルニア州のリビエラCC近くで行われた特別イベントの様子をリポート。ウッズは大会最終日に赤のウエアを着るようになった理由を「それは母(クルティダさん)から始まった」と明かした。「母は僕がやぎ座なのでパワーカラーが赤だと考えていた。だからジュニアゴルファーとして赤を着て、いくつかのトーナメントで優勝した」のだという。
進学したスタンフォード大のスクールカラーも赤で「どの大会でも決勝ラウンドでは赤を着ていた。そしてプロとしてプレーしたすべてのトーナメントで赤を着てきた。それは僕の代名詞になった」と経緯を説明。1月8日にナイキとのパートナーシップ終了を発表したウッズはこの日、「今が人生において正しい時期。もう子供ではないし、これからも誇りに思えるブランドを持ちたい」と話した。
5月1日に発売される「Sun Day Red」はテーラーメイド傘下の独立した事業部門。イベントでテーラーメイドのデビッド・アベレス最高経営責任者(CEO)によると、サンデイレッドはカールスバッド近郊にあるテーラーメイドの本拠地ではなく、カリフォルニア州サンクレメンテに拠点を置くことになると説明した。
ウッズは自身がホストを務める15日開幕のジェネシス招待に出場予定で、PGAでプレーするのは昨年4月のマスターズ・トーナメント以来で今季は初。2021年2月に自動車事故で右脚に重傷を負い、昨年のマスターズは途中棄権して、その後に足首の手術を受けていた。