タイガー・ウッズ「優勝争いに加わって勝利を得たい」10カ月ぶりのPGAツアー出場へ「明日が楽しみ」
米男子ゴルフのジェネシス招待は15日、カリフォルニア州パシフィックパリセーズのリビエラCC(パー71)で開幕する。14日はプロアマ戦が行われ、前日会見に臨んだ元世界ランキング1位のタイガー・ウッズ(48)=米国=は「優勝できればいい。この大会には1992年から出場しているが優勝したことがない。うまくいけばいいが、何かをつかんで、優勝争いに加わって、週の終わりには勝利を得たい」と話した。
ウッズがPGAツアーに出場するのは昨年4月のマスターズ・トーナメント以来で今季は初。21年2月に自動車事故で右足に重傷を負い、昨年のマスターズは途中棄権し、その後足首の手術を受けていた。
2年前の事故の記憶については「それほど深く考えていない」としたが、体は完全には回復していない。昨年の手術を受けた足首についても「もう痛くない。でも、また違う体の他の部分に負担がかかっている」という状態だ。
それでも「この2、3週間は、この大会をプレーするために、体調を整え、準備万端であることを確認することに努めてきた」と自身のホスト大会に照準を合わせてきた。「今週はワクワクしているし、試合でプレーすることに興奮している。明日が楽しみ」と前向きに話した。