タイガー・ウッズが18番でシャンク「久しぶりだね。残り2、3ホールで背中がけいれんした」10カ月ぶり復帰戦

 「米男子ゴルフ・ジェネシス招待・第1日」(15日、リビエラCC=パー71)

 元世界ランキング1位のタイガー・ウッズ(48)=米国=は5バーディー、6ボギーの72でラウンドし、1オーバーの49位で初日を終えた。

 昨年4月のマスターズ・トーナメント以来、10カ月ぶりのPGAツアー復帰。今シーズンの初戦の第1ラウンドは「パーがいくつあったかはわからない。バーディーを取るかボギーかのどちらかだった。今日は安定したプレーができなかった」と振り返った。

 最終18番パー4では、フェアウエー右からの第2打が右斜め45度方向に飛び林の中へ。「間違いなくシャンクした。最後の2、3ホールで背中がけいれんしてロックしてしまった。それでシャンクした」と説明し、いつ以来か問われると「久しぶりだね。グリーン周りの変なショットを打とうとした以外はね」と振り返った。

 それでも木の間からの第3打は見事なリカバリー。「8番アイアンをシャンクした後、同じ8番アイアンでパンチショットを打とうとした。うまくいったよ」。前方のわずかな隙間を低い弾道で通ったボールはグリーン手前から転がってピン左6メートルへ。2パットでボギーで踏みとどまった。

 「間違いなく緊張していた」という初日だったが、「今日は一貫したプレーができなかった。

明日はそれを解決できるといいね」。2年前の自動車事故で痛めた足は「少し痛んでいるが、それは想定内だ」といい、準備不足があるとすれば「キレだと思う」と話した。

 ウッズがシャンクしたーシーンはPGAツアー公式Xも動画とともに「誰もがシャンクを免れられない。タイガー・ウッズですら」と投稿した。

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