ウッズ10カ月ぶり復帰戦は49位発進 ギャラリーに緊張し安定せず 松山は5打差15位
「米男子ゴルフ・ジェネシス招待・第1日」(15日、リビエラCC=パー71)
第1ラウンドが行われ、松山英樹(31)=LEXUS=は69で回り、首位と5打差の15位発進となった。10カ月ぶりに復帰したタイガー・ウッズ(米国)は72の49位。64をマークしたパトリック・カントレー(米国)が首位。賞金総額2千万ドル(約30億円)の高額賞金大会。70人が出場し、第2ラウンド終了後に50位とトップから10打差までの選手が決勝ラウンドに進出する。
10カ月ぶりにツアーに戻ってきたウッズを見ようと大ギャラリーが集まった。「どんなプレーになるのか緊張した」というツアー82勝の名手は「安定したプレーができなかった」と振り返った。
パー5の1番は第3打をピンまで1メートルにつけてバーディー発進し、2、3番は連続ボギー。パー5の17番で15メートルに2オンしてスコアを戻した後、18番(パー4)でミスが出た。8番アイアンで打った第2打が大きく右に出るシャンクとなって球は林の中へ。それでも第3打は木の間を抜き、5メートルにつける好リカバリーでボギーにとどめた。
ショットでグリーンを捉えたのは10ホールにとどまり、パットも「グリーンのスピードが合わず、途中でうまく調整できなかった」と悔しがった。心配された右足の状態は「少し痛む」という程度。「2日目はもっと良いプレーができる」と追い上げを期した。