2年ぶりVの松山英樹「(タイガーと)一緒に写真を撮りたかったが残念」優勝会見での一問一答
「米男子ゴルフ・ジェネシス招待・最終日」(18日、リビエラCC=パー71)
首位と6打差の7位から出た松山英樹(31)=LEXUS=が9バーディー、ボギーなしの62をマークし、逆転で2022年1月のソニー・オープン以来2年ぶりの復活優勝を果たした。優勝会見では、タイガー・ウッズ(米国)がホストを務める大会に勝ったことを喜ぶと同時に、今回の第2ラウンド途中に体調不良で棄権したウッズの不在を残念がった。
会見での一問一答は以下の通り。
◇ ◇
-タイガー・ウッズが主催する大会で優勝するのは特別か。
「この大会で優勝することは目標の一つだった。タイガーがホストになってから、なおさらそういう気持ちが強くなった。きょう一緒に写真を撮りたかったが、残念でしたね」
-崔京周(韓国)の8勝を抜いた。
「8回目の優勝をしてからケガなどですごく長く感じていた。トップ10も入れず、もう優勝できないのではないかと思ったので、こうして優勝できてうれしい。KJさん(崔京周)の8勝を超えるのは一つの目標だったので、うれしい」
-15番のショットは16番につながったか。
「15番の1、2とも完璧でバーディーを取れていい流れで16番に行けた。16番のティーショットは5ヤードくらい右に出たが結果的にかなり(近くに)ついてくれたのでよかった」
-勝てる自信はあったか。
「ショットも不安が大きかったし、逆にミスショットが出ると思ってやっていたので、それがよかったのかなと思う」
-62はコースレコードにあと1打。キャリアの中でもベストのラウンドだったか。
「うーん。ショットの方がいつもいいのでそっちで評価しているが、きょうはパットがよくて、ショートゲームがよくてこのスコア。日曜日にこのスコアを上位で回っている状況で出せたのはすごく自信になる」
-どんなふうに祝福するか。
「きょうの夜、もともといろんな友人と食事する予定だったが、すごくいいディナーになると思う」
-背中の状態は。
「みんな思ってる背中じゃなくて、首が痛かった。ショットにすごく影響があったし、今年に入って落ち着いて、寝るときも不安がなく寝られている。そういう意味ではもう少ししたら上位で戦えるのではないかいう雰囲気は感じていた」
-スタート前のウオーミングアップがプレーに関係するか。
「まったくしないと思う。きょうの朝の(練習で)ショットはよかったが、1番(の第1打)はとんでもないショットで出ていったので、朝の練習は参考にならないなと改めて思った」
-17番グリーンのチップショットの打つ瞬間に何かが動いた。
「まったく気づいていない」
-18番では大きなガッツポーズだった。
「リビエラのオーナーさんが日本人。すごく親しくさせてもらっている。そういう意味ではここで勝つことはすごくうれしい」
-オーガスタとリビエラを制した。共通点はあるか。
「まったく考えたことはなかった」
-崔京周のアジア人最多勝利を抜くよう丸山茂樹に言われたのはいつか。
「丸山さんの3勝を抜いたときに『早くKJさんの8勝を抜いてくれ』と言われた。丸山さんに報告しようと思う」