渋野日向子「価値あるイーブン」 今季巻き返しへ手応え「去年より質がいいかな」

 「米女子ゴルフ・ホンダLPGA・第1日」(22日、サイアムCC=パー72)

 自身の今季初戦に臨んだ渋野日向子(25)=サントリー=は3バーディー、3ボギーの72でホールアウトし51位。後半はボギーが先行する苦しい場面もあったが、パー5の最終18番で第3打をカップから約1メートルにつける会心のショットを決めてバーディーで締めくくった。イーブンパー、51位での結果に「アプローチで1メートルぐらいのを外したり、もったいないのも多かったので、そこは悔しかった」と少し残念そう。それでも、「最後まで攻めのゴルフというものはできなかったかもしれないが、全体的には自分の気持ち的にはすごくいい一日だったかな」と納得の表情で振り返った。

 米ツアー参戦2年目の昨季は左手の故障などもあり、シード落ちするなど不本意なシーズンに終わった。オフに上田桃子らが師事する辻村明志氏の指導を受けた。「グリーンを外れたショットとかでも、去年より質がいいかなって思うものも多かった。結果的にはイーブンだが、自分の中では価値があるかなと思った。まず1日目はクリアできた」と前向きに振り返った。巻き返しへ確かな手応えをつかみつつある。

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