元賞金女王・森田理香子 周囲の声で6年ぶりツアー復帰決断「今は何も考えてないので楽しい」

 練習ラウンドで笑顔を見せる森田理香子(撮影・開出牧)
 練習ラウンドでガッツポーズを決める森田理香子(撮影・開出牧)
 練習ラウンドの合間に宮里美香(左)とVサインを決める森田理香子(撮影・開出牧)
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 「女子ゴルフ・ダイキン・オーキッド・レディース」(29日開幕、琉球GC=パー72)

 2018年以来、6年ぶりのツアー復帰を果たす森田理香子(34)=フリー=が27日、公式会見に登場した。

 森田は2013年に4勝を挙げ、賞金女王のタイトルに輝いた。しかし、その後は「燃え尽きた自分がいたのは確か。目標がなくなって、これからどうしようと気力がなくなった」と14年以降は成績が低迷し、17年にシード落ち。19年からツアーを休止状態だった。

 6年ぶりの復帰を決断したきっかけは周囲の声が大きかったという。ツアーから離れていた時期も解説の仕事など、ゴルフ関係の仕事をこなしていた。プロアマ戦などにも参加していたといい、当時も飛距離は変わらず、周囲から「戦えるし、見てみたいという声がすごく多くて」と復帰を熱望する話が絶えなかった。「もう1回やってみようかなっていう1つのきっかけでもあるし、ゴルフをする気力も出てきた」と復帰を決断した。

 低迷していた時期は、ゴルフも「仕事だし、楽しいなんてないっていう感覚だった」と苦痛に感じたこともあったが、「今は単純に何も考えてないのもあるんで楽しい。失うものがないからかもしれないですね。昔はシード権とかいろいろ、スポンサーさんもついていたりとかしていたので」と純粋に競技を楽しめている様子。「自分自身には期待してないけど、やるからには良いスコアで回りたい。低い目標かもしれないけど、4日間完走できるようにというのが自分の目標なので、1日1日頑張りたい」と久々のツアーを楽しむ。

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