馬場咲希 やってみなはれ精神でぶっ飛ばす サントリーと所属契約 藍さん渋野に続く3人目「身が引き締まる」

 ゴルフの2022年全米女子アマチュア選手権覇者で、昨年プロ転向した馬場咲希(18)が27日、サントリーと所属契約を結ぶことを発表した。同社の所属は現在、元世界ランク1位の宮里藍さん(38)、渋野日向子(25)に続く3人目。馬場は都内で会見し「今シーズンはいよいよプロゴルファーとして活動する。“やってみなはれ”精神を胸に挑戦していきたい」と所信表明を行った。3月からは米下部ツアーに参戦するが、同席した宮里さんから金言も贈られた。

 偉大な先輩に続き、世界に打って出る。馬場は2人と同僚となることが決まり「尊敬する宮里プロ、渋野プロと同じ所属となることに身が引き締まる。今シーズンはいよいよプロゴルファーとして活動するが、エプソンツアー(米下部)に挑戦し(今後)より高い世界を目指したい」と緊張した面持ちで語った。

 渋野からはVTRでコメントが寄せられ「てばさき~、待ってました。藍さんと三姉妹で頑張りましょう」と明るく歓迎を受けた。不意打ちを食らった馬場は爆笑しながら「名前が“手羽先”に似てるね、っていうのから始まったんですけど、私の公式HPも(ドメイン名が)teba-sakiになっているので、(てばさきと)呼んでくれたのかな」と感謝した。

 今春からは幼少期から憧れの地だった米国に挑戦する。おととしの全米女子出場が一つの契機になったといい「すごく楽しくて、ゴルフが大好きだなと強く感じられた。憧れの舞台なので行きたいなと思いがあって、スポンサーの皆さんにも協力していただいた」と感慨を込めた。

 身体もポテンシャルもスケールの大きさを感じさせる18歳は、当たって砕けろ精神で殴り込む。「昨年もおととしも海外メジャー大会に出場できたり、たくさん学ぶことが多かった。(それを)今回の大会に生かせるように『やってみなはれ』の精神でぶっ飛ばせるように頑張りたい」。『やってみなはれ』は、やってみよう、やってみなければわからない、というサントリー創業の志。新たな門出を前に、大きく構えた。

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