森田理香子が6年ぶりの予選通過「自分で天才やなあと思いながら」圧巻の4連続バーディーに「ビックリ」

 14番、バーディーパットを決めギャラリーの歓声に笑顔で応える森田理香子(撮影・開出牧)
 10番、スタート前に笑顔を見せる森田理香子(撮影・開出牧)
 15番、ティーショットを放つ森田理香子(撮影・開出牧)
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 「女子ゴルフ・ダイキン・オーキッド・レディース・第2日」(1日、琉球GC=パー72)

 6年ぶりにツアー復帰し、61位から出た森田理香子(34)=フリー=が5バーディー、2ボギーの69をマーク。通算1アンダーの18位で、2018年5月のリゾートトラスト・レディース以来の予選通過を果たした。

 長いブランクがありながらも、元賞金女王の底力発揮と言わんばかりにバーディーを積み重ねた。「もう自分で天才やなあと思いながら回りました。そう思ってやった方が(笑)。自分で自分をコントロールしてね」。インから出て13番から圧巻の4連続バーディー。ドライバーショットにはやや乱れが生じたが、アイアン、アプローチショットがさえて、1メートル以内のチャンスを量産した。

 初日こそ緊張を口にしていたが、この日は「落ち着いていました」と高い集中力を発揮。それでも、大会前は80台も覚悟していただけに、2日間の想像以上の成績に「ビックリです」と正直な感想を語った。

 2013年には4勝を挙げ、賞金女王に輝いた。当時はツアー屈指の飛距離を武器に活躍していたが、今大会も初日の平均飛距離が271ヤードで出場全体1位となるなど、衰えるどころかむしろ飛ばしに磨きがかかっていた。「飛んじゃうから年を取っても“やれる”って。小技は下手なのは分かってる。でも、下手ながらもやれると思えた」と自信にもなった。

 大会前は4日間完走を目標に掲げていたが、予選通過を果たして、目標達成もほぼ確実。トップ10入りすら見えてきたが、「もう一生懸命やるだけ。一生懸命やったら結果が悪くても納得する」と奮闘を誓った。

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