新婚パワー?柏原明日架がピンチの連続しのぎ予選通過 新婚同士の大谷翔平に共感も「心のよりどころがあるのは」

 10番、ティーショットを終えフェアウェイを見つめる柏原明日架(撮影・開出牧)
 1番、セカンドショットを放つ柏原明日架(撮影・開出牧)
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 「女子ゴルフ・ダイキン・オーキッド・レディース・第2日」(1日、琉球GC=パー72)

 19位から出た柏原明日架(28)=富士通=がバーディーなし、ボギーなしのスコアカード通りのゴルフで72をマーク。通算スコアに変わりはなかったが、1アンダーで18位に順位を上げた。

 新婚パワーなのだろうか。ツアー開幕直前の2月26日にインスタグラムで結婚を発表した柏原が、我慢強くパーを並べた。スタートの1番から強いアゲンストも影響して、グリーン右のラフにこぼすピンチから始まった。それでも、残り20ヤードの第3打をお先の距離につけてパー。雨と強風の厳しいコンディションの中、「天気がよくコロコロ変わるんで、ホールアウトするまで気が抜けなかった。よくこの状況の中で集中力を切らさずにできた」と以降も2~3メートルのシビアなパーパットをことごとく沈めた。

 大リーグのドジャース・大谷翔平投手の結婚で世間は何かとざわついているが、柏原も頼れる伴侶を得てシンパシーを感じるところもある。「立場が全然違いますけど」と苦笑いで前置きしながら「年齢も近いし、そういう心のよりどころがあるっていうのは支えになると思う」と共感する。1月に入籍したお相手の一般男性はゴルフをしないが、「試合が始まると自分のことが見えなくなったりする。彼は彼なりに私の性格をよく知ってくれているので、自分じゃ気づかないこともアドバイスしてくれる」という。柏原の言葉通り、支えになっている存在のようだ。

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