古江彩佳 首位と1打差2位浮上 コース相性◎「最後まで集中できた」

 「米女子ゴルフ・HSBC女子世界選手権・第2日」(1日、セントーサGC=パー72」

 10位から出た古江彩佳(23)=富士通=が7バーディー、2ボギーの67で回り、通算6アンダーの138で首位と1打差の2位に浮上。前日10位の畑岡奈紗も69と伸ばし、通算4アンダーで4位とした。西村優菜は73とスコアを落とし、イーブンパーの27位に後退した。笹生優花は5オーバーの55位で稲見萌寧は9オーバーの61位。セリーヌ・ブティエ(フランス)が64をマークし、7アンダーで単独首位に立った。

 7バーディーを奪って67をマークした古江が、10位から2位に浮上した。昨年も3位に入ったコースで相性の良さを見せ「しっかり最後まで集中できた」と満足げだった。3番は第2打がバンカーのあごに埋まり、4番まで続けてボギー。それでも「仕方ない。切り替えるという感じ」と気持ちはぶれなかった。5番でバーディーを取り返し、流れを変えた。後半は12番からパットとショットがかみ合い4連続バーディー。飛距離で劣る分を技でカバーしてみせた。

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