西村優菜 猛チャージ「自信につながるラウンドだった」米ツアーで自己最高に並ぶ3位
「米女子ゴルフ・HSBC女子世界選手権・最終日」(3日、セントーサGC=パー72)
17位から出た西村優菜が6バーディー、ボギーなしの66をマークし、69だった畑岡奈紗とともに通算9アンダーの279で3位に入った。単独首位スタートの古江彩佳は75とスコアを落とし、7アンダーの8位に終わった。ハナ・グリーン(オーストラリア)が13アンダーで優勝、昨年以来のツアー通算4勝目を挙げた。
西村が一時は首位をうかがう66の猛チャージを見せ、米ツアーで自己最高に並ぶ3位とした。「最後にいいゴルフができて自信につながるラウンドだった」と笑みを見せた。雨の影響でグリーンが重くなり「しっかり攻めようと決めていた」と積極的にピンを狙っていった。18番(パー4)ではラフから第3打のパットがカップをかすめるなど見せ場をつくった。「アプローチ、パターとオフにやってきたことが生きているのが感じられるのでうれしい」と収穫を得た様子だった。