日本ゴルフツアー機構の青木功会長(81)が4日、東京都内で任期満了に伴う退任の記者会見を開き「8年間、男子ゴルフ界の発展のために働いてきた。少し休みたいなと年齢的に思い、こういう形となった」と語った。
青木会長は日本男子初の米ツアー制覇を達成するなど選手として一時代を築いた。人気が低迷する国内男子の起爆剤にと期待され、2016年に就任。4期務めたが、今年の試合数は昨年から3減の23となり「増やすことができず本当に悔しい」と顔をしかめた。米国をはじめ欧州、アジアなどとの共催大会を日本で開いたことについては「日本の選手が国際的に活躍する機会を増やすことができた」と話した。