ホストプロの勝みなみ「優勝したい気持ちはどの選手よりもある」 米ツアー2年目に向け「自信をつけたい」

 ホストプロとして力が入る(左から)鶴岡果恋、勝みなみ、小倉彩愛
 プロアマ戦で最終調整を行った勝みなみ
 ホストプロとして力が入る(左から)鶴岡果恋、勝みなみ、小倉彩愛
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 「女子ゴルフ・明治安田レディス」(7日開幕、土佐CC=パー72)

 米女子ツアー本格参戦2戦目の勝みなみ(25)=明治安田=が開幕前日の6日、コースを回って最終調整。ホストプロとしてスポット参戦する今週に「優勝したい気持ちはどの選手よりもあると思う。アメリカ(ツアー)に行くって言ってからもずっと応援して下さって頂いた。特に会長にはすごい可愛がっていただいているので、優勝したい気持ちはある」と意気込んだ。

 今季は1月下旬の米女子ツアー・ドライブオン選手権で始動。ここは予選落ちに終わったが、2月中旬のサウジレディース国際に出場して、最終日65の猛チャージもあって3位と調子を上げてきた。2年目となるアメリカでの目標を初優勝とするだけに、「とりあえず自信をつけたい」と今大会の最高成績である19、23年の6位を超える成績で弾みを付けたい。

 昨季、米女子ツアーのスタッツでは、平均飛距離263・439ヤードの35位とまずまずの数字を示したが、パーオン率は62・6%の143位と振るわず。芝の違いや日本とは異なるコースの対応に苦しみ、グリーンを捉えきれないショットが多かった。それだけに、短いオフは都内でアプローチ練習を重点的に行い「3つの引き出しが8つぐらいに」と技術的にレベルアップしてきた。

 一方で、オフに取り組んだ減量は思わぬ落とし穴があって成功に至らず。「見た目的には周りの方に絞れたね、痩せたねって言って頂くことがあるんですけど、この前、体重計に乗ったらワースト記録を更新してて」。一時は走り込みを増やして順調に体は絞れていたが、人生で初めて行ったというサウジアラビアの食事がおいしくて、ついつい食べ過ぎてしまったのが原因。特に中東のチーズたっぷりで脂っこいピザに似た料理はお気に入りで「果てしなくおいしくて、なんか1個食べて、これじゃ足りない斗思って2個、3個と。(体重増加は)多分それです」と苦笑いする。

 とはいえ、昨年9月のミヤギテレビ杯・ダンロップ女子以来、半年ぶりの国内戦に向けて、ここまでは順調だ。「やっぱり調子も上がってきてるし、自分の引き出しも増えてきたので、そこも使いながらいろんなコースで上位に行けるようにしていきたい」と力を込めた。

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