松山英樹 首位並んだパット光った 「よく耐えたと思う」 腰痛も出場2大会連続Vへ

 「米男子ゴルフ・アーノルド・パーマー招待・第2日」(8日、ベイヒル・クラブ=パー72)

 2位からスタートした松山英樹(32)=LEXUS=は5バーディー、3ボギーの70と伸ばし、通算7アンダーの137で首位に並んだ。他に世界ランキング1位のスコッティ・シェフラー、ウィンダム・クラーク、ブライアン・ハーマン、ラッセル・ヘンリー(以上米国)、シェーン・ローリー(アイルランド)の5人がいる。通算3オーバー、53位までの58人が予選を通過した。

 フェアウエーを捉えたのは6度だけとショットで苦戦した松山は、わずか27のパットが光った。「ドタバタしながらもよく耐えたと思う。スコアを伸ばして終わることができて良かった」と満足げだった。4番では6メートル、14番では3メートル半の距離から沈めた。パー5の16番は10メートルに2オンしてスコアを縮め、18番も3メートル半を決めてバーディーで締めた。

 3番(パー4)の第2打は圧巻のショットだった。残り105ヤード。傾斜のあるラフから9番アイアンで打つとグリーン手前から転がった球はカップをかすめ、もう少しでイーグル。大歓声を受け「ああいうところには結構行っているので慣れている。ラッキーがあってもいいかな」と笑った。

 大会前に発症した腰痛を抱えてのラウンド。第2ラウンドも「17ホールはほとんど痛みなくできたが、18番で激痛がきた」と苦しんだ。それでも「この位置(首位タイ)に居られるのはすごく良い。痛みのないプレーができれば」と出場2大会連続優勝に期待をかけた。

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