鶴岡果恋 リベンジ首位発進 前週・ホステス大会で予選落ち「悔しさを晴らしたい」
「女子ゴルフ・Vポイント×ENEOS・第1日」(15日、鹿児島高牧CC=パー72)
ツアー未勝利の鶴岡果恋(24)=明治安田=が9バーディー、2ボギーの65をマークし首位発進。前週のホステス大会で予選落ちに終わった悔しさを晴らすバーディーラッシュで好スタートを切った。1打差の2位に大里桃子。67で回った岩井千怜、吉本ひかる、金沢志奈が3位で続いた。地元・鹿児島出身の勝みなみ、前週優勝の鈴木愛は68で6位。
リベンジに燃える鶴岡がバーディーを量産した。アイアンショットが調子良く、インから出て前半の14番から圧巻の4連続。計9バーディーを奪った上出来の一日に「今日はすごく距離感もよく、ピンに絡んでくれました」と胸を張った。
ホステスプロとして力が入った前週の明治安田レディスは予選落ち。所属の看板を背負いながらも、4日間完走できなかった悔しさを思い出して「先週は決勝(ラウンド)をやりたかった」と苦笑い。今季は2戦して、まだ予選通過がないだけに「先週と2週間分の悔しさを晴らしたい」と力を込めた。
昨季はメルセデスランキング56位で、前半戦出場権が手に入る51~55位までの“準シード”まであと一歩だった。優勝争いの好位置につけても「(リーダーボードに)名前が上の方にあると、気にしちゃって落ちていく一方だった」と、チャンスをものにできないこともしばしば。「去年とは違ったゴルフをして、上位キープできるように」ときっぱり。今季こそ目標の初シード&初優勝まで一気に突き抜ける。