「女子ゴルフ・アクサ・レディース・第２日」（２３日、ＵＭＫＣＣ＝パー７２）

　ツアー未勝利の臼井麗香（２５）＝フリー＝が２位から出て６バーディー、ボギーなしで６６をマークし、通算１３アンダーで単独首位に浮上した。昨年まで２年連続年間女王で今季初勝利を目指す山下美夢有が１打差の２位につけた。前日トップの小林夢果は通算１０アンダーで３位に後退。３週連続優勝を狙った鈴木愛は１オーバーで予選落ちした。

　臼井が単独トップに躍り出た。４番で３メートルのパーパットを沈めるなどピンチでの好パットにも救われ「流れを切らさないで、できた」と、ラウンド中に花粉症対策でずっとつけていたマスクを外し、ほほ笑んだ。渋野日向子らと同じ１９９８年度生まれの「黄金世代」だが２０２２年は３４試合で２７度、昨年は１４試合で１２度の予選落ち。出場試合すら限られ、この大会も主催者推薦で出場している。初優勝がかかる最終日へ「勝ちにいきます」と力を込めた。